昭和カートン「21-GX」とレイメイ藤井「OYV11」の比較

 

昭和カートン 『21-GX』とレイメイ藤井 『OYV11』、どっちが良いの?

 

「昭和カートン 『21-GX』」と「レイメイ藤井 『OYV11』」は、売上ランキングの上位にある人気商品です。どちらが良いのか?地球儀を選ぼうとしている人にとって迷うことが多いのではないでしょうか。

今回の記事では、この商品を比較して、これらの地球儀を買おうとしている人への参考情報を提供したいと思います。なお、最初にことわっておきますと、本記事では私から「どちらが良い」とは結論付けすることはありません。

なお、楽天市場へのリンクはこちらです。

昭和カートン 地球儀 21-GX
レイメイ藤井 地球儀 OYV11

 

共通点

この2つの地球儀のスペックを比較して、似ている点は「球体のサイズ」と「地図の種類(行政図)」です。

・球径のサイズが20cmと21cm
・地図が「行政図」

球径は同じ。20cm~21cm

「球体の大きさ」は地球儀を選ぶ時の大きな基準となります。
ユーザーからすると、「使い勝手」と「購入価格」に大きく関わる要素です。

販売ページに掲載されているスペックを比較すると、昭和カートン 『21-GX』は球径21cmとなっており、レイメイ藤井 『OYV11』 は球径20cm となっています。

この1cmは、使う上での使用感としては大きな違いはありません。これらはほぼ同じ大きさだと判断してよいでしょう。

地図は両方とも「行政図」

学習用として販売されている地球儀の地図は、大きく分けて2種類。1つは「地勢図」であり、もう一つが今回の「行政図」です。

地勢図と行政図の違いについては、こちらを参考にして下さい。

なお、同じ「行政図」と言っても、メーカーによって地図が異なるのは、当たり前の話です。メーカーごとに編集方針は異なります。地図の色の使い方や、掲載する項目、その項目の名称の表記方法などが異なります。

これはたとえ話ですが、とある大手地図メーカーA社の地図ではアメリカの都市「ロサンゼルス」が、別のメーカーB社の地図では「ロサンジェルス」と掲載されていることがあります。「なんで地図によって表記が異なるのか?」と、不思議に思われるでしょう。
それは地名表記は統一された基準というものがあるようで、実際には厳密に適用されていないからです。とある地図メーカーが「外務省の方針に準拠している」と言いつつも、100%その通りにはしていません。

地図の表記に答えが1つしかない、という考え方がそもそも間違っている、とも言えます。なのでメーカーごとに地図の表記名が異なっていたとしても、地図を見る人は混乱をしてしまいますが、「どちらが正しくて、どちらが間違っている」とは言えないのです。

 

昭和カートン 『21-GX』とレイメイ藤井 『OYV11』の違いについて

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題の「違い」について説明します。

「見た目(デザイン)」の違いについては、今回の記事ではパスすることを最初に断っておきます。その他の部分に着目してみたいと思います。

[昭和カートン 『21-GX』とレイメイ藤井 『OYV11』の比較表]

昭和カートン  21-GX レイメイ藤井  OYV11
地図の材質 プラスチック
アーム プラスチック(PS) プラスチック(ABS)
プラスチック(ABS) 木(MDF)
生産国 日本 台湾

 

地図が違う。「紙」と「プラスチック」の違いとは?

昭和カートン 『21-GX』とレイメイ藤井 『OYV11』は、地図の素材に大きな違いがあります。昭和カートン 『21-GX』は、地図が紙に印刷がされており、レイメイ藤井 『OYV11』は地図がプラスチックに印刷されています。

昭和カートン 『21-GX』は、昔ながらの技法で作られた地球儀です。紙に地図を印刷して、その地図が球に貼り付けられています。職人による手作業で作られています。ユーザーにとってのメリットは、紙に印刷された地図は色が鮮やかであること。もう一方の、レイメイ藤井 『OYV11』はプラスチックへの印刷であるため、印刷の発色の良さは昭和カートン 『21-GX』より劣ってしまいます。

また、一長一短はありますが、昭和カートン 『21-GX』は、地図の表面を保護する為のコーティング処理がなされていません。デリケートな紙素材の地図がむき出しの状態です。汚れなどに弱い状態です。同じ紙素材の地球儀でもメーカーが異なれば、その地図表面を保護するためにニスが塗られたりしています。

この昭和カートン 『21-GX』に、表面保護のコーティングをしないメリットは、地図表面は蛍光灯などの照明の光をあてても反射しない(反射しにくい)ことが挙げられます。地図の表面に光沢がないので、鏡のように光が反射することがなく、地図が読みやすいのです。

デメリットは、「耐久性が低い」こと。人は体質によっては、手に油や汗が多いことも。ベタベタした手でそのような地球儀を扱っていると、使っていくうちに紙の地図がボロボロになっていくでしょう。

「良い」or「悪い」はひとそれぞれ

この表面を保護するコーティングがないことが「良い」か「悪い」かは、その人の使い方次第です。例えば、地球儀はお勉強の道具だから「汚れは勲章」ぐらいに思えるのなら、表面のコーティングがないことは、この「昭和カートン 『21-GX』」のデメリットにはなりません。もしかすると、ボールペンや水性のペンなど、ペンの種類をあまり選ばずに書き込みが出来るので「便利」ぐらいに思えるかも知れません。

この地球儀の価格帯からして、高級インテリアではないことは確かです。ボロボロにして使い倒すぐらいの考えでも良いでしょう。

レイメイ藤井 『OYV11』の地図は丈夫です

一方のレイメイ藤井 『OYV11』は、地図の素材がプラスチックなので「印刷が悪い」とまでは言いませんが、昭和カートン 『21-GX』と比べると、印刷の品質は落ちてしまいます。ですがプラスチックであるため耐久性があります。多少の水気が球に触れても、問題がないでしょう。なお、念のために言っておきますが、私はこのレイメイ藤井 『OYV11』が「完全防水」であったり、「ぬれた雑巾でゴシゴシ拭いても大丈夫」と言っているわけではない事を、ご了承下さい。

台座の素材について

昭和カートン 『21-GX』の台座はプラスチックですが、レイメイ藤井 『OYV11』の台座は素材がMDFです。MDFは、木材を粉末にして圧縮して固めた素材であり、簡単に言えば「木」です。木製品です。

見た目のやさしさを求めるのなら、プラスチックよりも、MDFの方にが良いでしょうね。コストもMDFは、プラスチックより高くなります。

生産国が違う。「日本製」と「台湾製」

昭和カートン 『21-GX』は日本製。レイメイ藤井 『OYV11』は台湾製です。日本製だと安心感はありますが、「地球儀は絶対に日本製でなければいけない!」という理由はない、と私は考えますので、これも買う人の気持ち次第です。

なお、「台湾って何?どこかの国なの?それとも中国の一部なの?」と、素朴な疑問を感じる事があるかも知れません。その原因は、日本やアメリカなど複数の国が、この問いに対してあいまいな立場をとっているからでしょう。

ここからは余談ですが、多くの地球儀で台湾は中国の一部という扱いになっていますが、私個人の意見としては、「本当は台湾は独立した国である」と思っています。

地球儀には、様々な情報が載っていますが、「書かれてあることが全て正しいもの」とは思わないでいただきたいですね。「こういう見方(みかた)もあるんだな」ぐらいの1つの物の見方として認識すれば良いと思います。

世界各地に興味をもち、視野を広げるきっかけとなるのが、地球儀の役割だと考えています。そんな地球儀を1つの固まった考えや、狭い視野で見つめないで頂きたいものです。以上、余談でした。

今回の2つの地球儀ですが、Amazonであれば以下より買うことができます。

楽天市場なら、こちらから購入できます。

昭和カートン 地球儀 21-GX

レイメイ藤井 地球儀 OYV11

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