しゃべる地球儀は必要ない!それよりも子供には地図帳を地球儀とあわせて買ってあげよう。

しゃべる地球儀をおすすめしない理由

しゃべる地球儀は、昔から平凡であった地球儀に「しゃべる」という画期的な機能が付き、子供たちの興味をひくことに成功しました。そのため、教育に力を入れたい親や、「孫に買ってあげたい。」という高価なプレゼントをしたいと考えているおじいちゃん・おばあちゃんに人気があります。

この記事を書いている時点(2016年12月)でも、楽天市場の売り上げランキングを見れば、しゃべる地球儀が上位にランキングしているのが見えます。

ですが、子供に買ってあげるための地球儀として、筆者はあえて「しゃべる地球儀」はオススメしません。

なぜなら、しゃべる地球儀は他の平凡な「しゃべらない地球儀」と比べ割高であり、またその価値を見出すことが出来ないからです。

子供が喜ぶので買ってあげた人は満足をするかも知れませんが、本来の地球儀を買う目的からは少しずれているように思えてなりません。

しゃべる地球儀とは?「しゃべる」目的は?

ここではしゃべる地球儀の具体的な商品をとりあげることは差し控えたいと思います。
価格的には1万円以下で買えるものから、売れ筋の商品では2万円以上する商品があります。(2016年12月時点)

私たちが住んでいるこの世界は「地球」にあり、地球儀はその「地球」の基本的な姿や情報を教えてくれます。政治・経済・歴史…などなど

様々な分野で、この地球儀が見せてくれる地図とは切り離すことはできず、地球儀の地図を知っていることは、あらゆる知識を得るための大きな手助けとなる基本的な知識になるのは誰も否定しません。

なので、教育効果のことを考える親や祖父母たちには、地球儀を買ってあげることを考えるのは極めて自然な流れです。

でも、全ての子供が地球儀に興味をもってくれる訳ではありません。

地球儀に興味を持つ子供と、興味がない子供

「地球儀が欲しい」と自ら申し出て親たちを「喜ばせる」子供もいれば、せっかく地球儀を買ってあげても興味をしめさない子供もいます。

しゃべる地球儀は特に、この「地球儀に興味をしめさない子供たち」を主なターゲットとしてねらっている商品であることを知っていただきたい。

しゃべる地球儀に付属しているペンでタッチすれば、反応があり「国名」や「首都」など、高価な機種であればそれ以上の豊富な情報を答えて喋ってくれます。

そのしゃべる地球儀だけが1台あれば、他に何にも用意しなくても、それなりの知識が身につくお手軽な教材に、そのように見えるのが売れている理由でしょう。

しゃべる地球儀の何がいけないの?そのデメリットとは?

実はすぐに飽きてしまう「しゃべる地球儀」

しゃべる地球儀は、平凡なしゃべらない地球儀と比べて華やかなので、最初は興味を持って触るのです、でも実は飽きが来るのも早いのです。

そして、しゃべる地球儀がダメと言うよりも、その価格を地球儀に使うのなら、もっと良い選択肢がある、ということを筆者は主張したい。その割高な地球儀を買うよりも、子供たちが地球儀に興味を持つ仕掛けとなるアイテムが他にあるのです。

先に答えを紹介をすると、子供たちが地球儀に興味を持つためのアイテムとしてオススメなのが「図鑑」または「おもしろい地図帳」です。これを地球儀とあわせて使って欲しい。

しゃべる地球儀より、おすすめの選択肢

「(しゃべらない)地球儀 + 図鑑や面白い地図帳」

この組み合わせを筆者はオススメします。

図鑑やおもしろい地図帳の「見せる」「魅せる」力はハンパではありません。
子供の年齢に応じてどのような図鑑、地図帳を選ぶのかは考えなければなりませんが、それらの図鑑、地図帳は子供だけでなく、大人ですら興味をひくような優れた編集がされています。

図鑑、地図帳による情報の見せ方の技術や内容の濃さは、しゃべる地球儀では、とうてい勝つことができません。

市場規模の小さな地球儀のマーケットに向けて作られた情報商品(しゃべる地球儀のこと)と、出版業界という地球儀に比べて非常に大きな市場に向けて作られた情報商品(図鑑やおもしろい地図帳)とでは、製作側に与えられた資源(お金や技術、エネルギーなど)が桁違いなのです。

「図鑑や面白い地図帳」は「しゃべる地球儀」よりも教えてくれる内容が豊富で深く、多くのことを楽しく教えてくれるので、地球儀に興味を持つきっかけを十分に与えてくれます。

手軽ではないしゃべる地球儀

しゃべる地球儀は手軽に使うのが難しいのもデメリットです。

「喋る」など電子的な機能がついているので重たくなったり、電源のコードが付いていたりなど子供が扱う時に少し手間がかかってしまうのです。

すぐに気軽に使えないというのは地球儀を見る機会を減らしてしまいます。

地球儀を常に机の上という一等地に置いておくスペース的な余裕がある場合は良いのですが、使わないときは他の場所に保管している場合には、小さくないデメリットです。

しゃべる地球儀では、あまり賢くなれない

しゃべる地球儀に内蔵された情報は、出版業界が作ったものに劣ってしまう、と先ほど説明しました。

それは、しゃべる地球儀には投入できる資源が少ないだけでなく、地球儀をベースに情報を作るという作業に制約がありすぎる、という問題もあるからです。

少し具体的な例で説明をします。

私たち日本人の場合、「日本」という国があって、「東京」という首都があって、「円」という通貨がある、と考えます。

あなたは今までに「日本の首都は京都だ!」という人に会ったり、日本国内のお買い物で「円ではなくドルで支払ってくれ!」と言われた経験はありますか?私にはそんな経験は今までありません。

ですが、世界には色々な事情のある国があるのです。

例えば、Aという国は、首都が「◯◯◯◯◯」と言われることもあれば、「□□□□」と別の都市名を回答される場合があり、日本人の感覚からすれば、なんでハッキリしていないの?と不思議に思う国があります。

また自国の通貨よりも買物では外国の通貨が喜ばれる国もあります。

しゃべる地球儀の場合、無理やり統一的な基準で物事を単純に整理して内蔵する必要があるので、そこから発する情報は間違った認識を子供たちに与えてしまう恐れがあります。

図鑑やおもしろい地図帳は興味が発展しやすい。

図鑑や地図帳は情報を深く伝えるだけでなく、さらに子供たちの興味が発展しやすい、という特徴もあります。そのため地球儀にも関心や興味を持つことができるのです。

「この地図に書かれてある国を地球儀で見ると、どのように見えるのか?」 など

図鑑やおもしろい地図帳が、「地球儀を見たくなる」動機をつくってくれるのです。

情報ならインターネットで見つかる!?

インターネットで無料の情報があるようにも思えますが、インターネットで調べることが可能なのは既に「調べたい」何かが分かっている場合のみ有効です。

子供のように、知りたい物が何か分からない状態では、すぐれた編集によって作られた「図鑑」や「おもしろい地図帳」が有効です。

おすすめの図鑑や地図帳は?

具体的にオススメの「図鑑」や「おもしろい地図帳」をここで紹介できれば良いのですが、毎年新しいものが発売されたり、種類も多いので、ここでは筆者が過去に読んで良かった物の一例を紹介するだけにしておきます。
・小学館 世界の国ぐに 探検大図鑑

・なるほど知図帳 シリーズ

本屋さんで子供と一緒に選ぶのがベストと思いますが、一応参考まで。

コメント

  1. やぎぱぱ より:

    同感です。しゃべる地球儀をプレゼントに検討していましたが、触って勝手にしゃべるオモチャ地球儀より、自分で本を開いて調べて読み込む本や地球儀の方が、学習になると思います。